同じようで違うもの
旅と旅行・・ネットで検索するとどちらも同じ意味としている辞書が多いのだが、音の響きと、それ自体が持つ意味には大きな違いを感じるし、我々自身、この二つは感覚的に使い分けていると思う。
「旅」というのは楽しい事ではなく、どこか真剣な意味合いを持っているように感じ、逆に「旅行」となると、今度はお楽しみ的な要素をいっぱい秘めているように感じる。
実際、語源由来辞典で見てみると、やはり旅という言葉の持つ意味とその由来から、当時は相当過酷なものだったことが伺える。
時間もそれなりに長期に渡り、・・そもそも終わりが設定されていないものというイメージがある。
一つのテーマ(目的)を満たした時に「旅」は終わるものだ。
逆に「旅行」となると、いくつものテーマが予め設定されていて、はじめからタイムリミットがある。
私たち日本人の多くは、義務教育というシステムの中で必ずこの「旅行」というものを体験している。
「林間学校」や「修学旅行」がそれに当たる。
それ以前にも幼稚園や、保育園に居る時から「遠足」として小旅行をしている。
もちろん、個々のレベルでは、家族旅行を頻繁に体験している人たちも多いだろうと思う。